ゼロからはじめるポケモンカード~はみ出し編~
2011年3月24日 ゼロから始めるポケモンカード コメント (6)パソがよーやく帰ってきたので、
再開していこうかと。
前回の元気302に来てくれたみなさんが、
いろんなところをみて、きっと研究されてたみたいで、
このような記事は不必要なレベルにあるような気もしますが、
それ以外の人でも、これから始めていこうと思っている人用にどうぞ、というわけで。
「ゼロポケ~はみ出し編1:デッキの作り方~」
1:メインで使いたいポケモンを決める(戦うプレイスタイルを決める)
どんなゲームでもこれは共通ですが、ここを曖昧にしながらデッキを作っていくと、自分でも何がしたいのかがわからなくなることが多い、いわゆる「勝てないデッキ」を作ってしまうひとつの原因になってしまいます。
まずメインとなって活躍するポケモンを決めましょう。
このゲームは
「サイドカードをすべてとる」・・・①
「相手のターン開始時にひくカードがデッキ枚数がゼロのため引けない状態にする(以下ライブラリアウト)」・・・②
「ロストゾーンに相手のポケモンが6枚以上あり、スタジアムロストワールドがある状態でロストワールド宣言する」・・・③
「相手の場のポケモンがいない」・・・④
のいずれかひとつを満たすことで勝ちとなります。
まず自分のポケモンがどのことを目的として、勝利条件を満たそうとするのかを考えて見ましょう。
大半のデッキは①を満たすデッキとなりますね。
④は、どちらかといえば①の過程のなかで、相手の手が切れてしまうという状態なので、これを目的にして戦うのは、少々無理があります。
②は、ハーフデッキではよくある事情ですが、60枚というカード枚数と現在の環境ではそれを狙うデッキは限られてきます。②のような勝利条件を満たそうとするデッキを「デッキデス」「デッキ破壊」といいます。ほかのカードゲームなら主流な戦略の一つですが、このゲームではあまり有効な作戦とはいいづらいです。
③は、②以上に特定されたカードでしか狙えないので、かなりマイナー路線な戦い方になります。
と、いうのも「相手のカードをロストゾーンに送る(=除外する)」手段がこの環境は強化パック「ロストリンク」で登場するカードでしかできないのが現状なので。
③については、「あー、そんな戦い方もあるんだぁ」くらいで頭にとどめてください。
では、今回はもっとも主流な戦い方である①を満たすデッキを作っていきましょう。
①を満たすには、そのメインとなるポケモンを使って6枚のサイドをとるため、相手のポケモンを6体倒せる作戦が必要です。
その作戦に必要なサポートとは、なにかを次で考えて行きましょう。
2:動くためのサポートとなる作戦を決めよう。
相手を倒すには、相手のHPより高いダメージを与えて倒すことが必要です。
ダメージを与えるには、技を繰り出すことが必要になります。
なるべく効率よくダメージを与えるには、より高いダメージの技を、テンポよく繰り出し続けることが大事になってきます。
では、どうやれば効率よく技を繰り出し続けることができるのでしょうか。
ここで、1で決めたポケモンを活用するための作戦を考えるわけです。
まず技に必要なのはエネルギーです。
エネルギーは一ターンに1枚しか貼ることができないため、常に1ターンごとに張り続けるほうが効率的です。(貼れないターンがあるということは、その分ターンが無駄になっているということになっている)
なので、いかにしてエネルギーを確保しつづけるかがこのゲームでは重要です。
そのためには、なるべく多くのカードを引く必要があります。
手札が多いということは、その中にエネルギーが多い可能性があります。
「常に手札にエネルギーがある」という状態に近づくために、手札は多いに越したことはありません。
また、ポケモンの技のなかには、カードを引くものや、エネルギーを手札から貼るとは別につけるものといったものがあります。
このような脇を固めるサポートとなるポケモンも重要となってきます。
ポケモンカードが実際のゲームのようにやたら大型のポケモンでデッキを固めても、デッキとして成り立たないのはここらへんを立てなければいけないという点からきているのかもしれませんね。
サポートに回るポケモンは、なるべく種ポケモンのように出す手間がかからないものを選出するほうが効率がよいと考えられますね。
この環境でメジャーなサポートポケモンを一部例で紹介しますね。
・ピィ(L1HG)
もっともメジャーな展開役。
動画でも数多く出演。
手札をすべてもどし、6枚引く「ピピピ」でイマイチな手札もリフレッシュ。
手札が少なければ少ない状態で打てばその分デッキから多くのカードを引いていることにつながっている。
技後寝てしまうが、ポケボディー「天使の寝顔」もあり防御面も充実。
・オドシシ(L1)
エネルギー1枚でポケモンを2体ベンチにだす。
メインとなるべきポケモンを持ってくる、サポート役を持ってくるの両面が期待できる。
・カモネギ(L1)
エネルギー1枚でカード2枚ひける能力は序盤のみならず、中盤でも活役する場面が多い。
・ドーブル(L2)
相手の手を見て、なおかつその中にあるサポートの能力を使うことができる。
手札をみるということは、相手の作戦を察知できる。
同時にサポートの能力も使えるのは強い。
3:デッキの配分を考えよう
2で、手札を増やす重要性はわかってくれたと思います。
しかし、ここで意識しなければいけないのは
「何のために手札を増やすのか」ということにあります。
エネルギーは常につけ続けるのは、確かに重要です。
しかし、それだけに固執するのは、失策でしょう。
毎ターンエネをつけ続けたいのであれば、極論ではありますが
ポケモン:エネルギー=1:59
にすればいいのですからね。
これでは、逆に④の勝利条件を満たされて負ける可能性が高いです。
そうならないためにはデッキのバランスが重要になってきます。
そのためには
・場にポケモンをそろえる要素=ポケモンの数
・エネルギーを確保する要素=エネルギーの数
・手札を増やす要素=トレーナーズの数
この配分をいかに適切なものにするかを考える必要があります。
個人差、好み、デッキにもよりますが
おおよその配分は
ポケモン:エネルギー:トレーナーズ=22:13:25
くらいが妥当と思われます。
・3-1 ポケモンの配分
メインで戦いたいポケモンはフルラインで投入したいため、4枚投入が基本になります。
ここで、特筆しなければならないのはその投入の仕方です。
例えば、メインにしたいポケモンをフル投入する場合、それがたねなのか、1進化なのか、2進化なのかで大きく違いが出てきます。
フル投入していくと、
たね=4
1進化=8
2進化=12
とデッキを占める割合が大きく変わります。
この数を引いたところから、サポートに回るポケモンを入れることになります。
種の場合は、先ほどのポケモン投入枚数から引くとサポートに回せるポケモンは18。サポートに回せるポケモンを大型である2進化2ラインでも可能ですし、そもそものサポートポケモンの数を増やすことができます。
一方2進化の場合22から12を引くと10。
たねメインのものと比較すると8枚も入れるスペースに差があるといえます。
当然進化したほうが強力なポケモンになることが多いです。
ですが、その分サポートに回せなくなるのが反面としてあるのです。
2進化デッキの場合は、ふしぎなアメもあるので、進化をスキップすることができます。
なので、かならずフルライン12枚を入れる必要はありません。
たね:一進化:二進化=4:3:4や、4:2:4
にして数を浮かしたり、そもそものライン数を3にしてみたりというのが一般的です。
・3-2 エネルギーの配分
デッキにもよりますが、原則一色構築じゃないときついです。
基本はメインとなるポケモンの色だけのもので固めることが多いです。
大技であればあるほど、エネルギーを多く必要になってくるため、
ダブル無色エネルギーのような、一枚で2個分のエネルギーになるようなカードも必要となってきます。
かならずダブル無色を入れなければ回らないというわけではありませんが、投入しておくと得られる利点が多いです。
メインエネルギー+ダブル無色4枚というのが多くのデッキで見られるパターンです。
・3-3 トレーナーズの配分
これも人しだいではありますが、まず種ポケモンを確保する、サポート、グッズを入れる必要があります。
④が勝利条件にある以上、種ポケモンを並べる手はずが必須です。
サポート:ポケモンコレクター、あるいはグッズ:デュアルボールは複数枚投入する必要は大です。
展開ソースとして自分がほしいポケモンをピンポイントで持ってこれる「ポケモン通信」も必須ですね。個人差はありますが2枚は前提ですね。
相手の作戦を崩す、ポケモンキャッチャーもできるなら4枚入れたいところです。
さらに手札にグッズを戻せる「ジャンクアーム」も2枚は入れたいところです。
おおよそ上記のカードを入れると、自然に12枚程度は枚数を圧迫します。
ここからはデッキの特性に合わせて、カードを引く要素のあるサポートを投入するのです。
例としては、これに加えて
ポケギア:1
オーキド博士の新理論:3
チェレン:4
アララギ博士:2
といった配分でカードを入れると割と回しやすいデッキになるのでは。
だいたいこんな感じを守ってデッキを構築すると、形になるんじゃないかなぁと思ってます。
こんなこと書きながら、
ポケモンの投入枚数が32枚とかいうデッキを組んでるので、説得力ないですがw
では、次回はこれを守って、デッキをひとつ組んでみようと思います。
再開していこうかと。
前回の元気302に来てくれたみなさんが、
いろんなところをみて、きっと研究されてたみたいで、
このような記事は不必要なレベルにあるような気もしますが、
それ以外の人でも、これから始めていこうと思っている人用にどうぞ、というわけで。
「ゼロポケ~はみ出し編1:デッキの作り方~」
1:メインで使いたいポケモンを決める(戦うプレイスタイルを決める)
どんなゲームでもこれは共通ですが、ここを曖昧にしながらデッキを作っていくと、自分でも何がしたいのかがわからなくなることが多い、いわゆる「勝てないデッキ」を作ってしまうひとつの原因になってしまいます。
まずメインとなって活躍するポケモンを決めましょう。
このゲームは
「サイドカードをすべてとる」・・・①
「相手のターン開始時にひくカードがデッキ枚数がゼロのため引けない状態にする(以下ライブラリアウト)」・・・②
「ロストゾーンに相手のポケモンが6枚以上あり、スタジアムロストワールドがある状態でロストワールド宣言する」・・・③
「相手の場のポケモンがいない」・・・④
のいずれかひとつを満たすことで勝ちとなります。
まず自分のポケモンがどのことを目的として、勝利条件を満たそうとするのかを考えて見ましょう。
大半のデッキは①を満たすデッキとなりますね。
④は、どちらかといえば①の過程のなかで、相手の手が切れてしまうという状態なので、これを目的にして戦うのは、少々無理があります。
②は、ハーフデッキではよくある事情ですが、60枚というカード枚数と現在の環境ではそれを狙うデッキは限られてきます。②のような勝利条件を満たそうとするデッキを「デッキデス」「デッキ破壊」といいます。ほかのカードゲームなら主流な戦略の一つですが、このゲームではあまり有効な作戦とはいいづらいです。
③は、②以上に特定されたカードでしか狙えないので、かなりマイナー路線な戦い方になります。
と、いうのも「相手のカードをロストゾーンに送る(=除外する)」手段がこの環境は強化パック「ロストリンク」で登場するカードでしかできないのが現状なので。
③については、「あー、そんな戦い方もあるんだぁ」くらいで頭にとどめてください。
では、今回はもっとも主流な戦い方である①を満たすデッキを作っていきましょう。
①を満たすには、そのメインとなるポケモンを使って6枚のサイドをとるため、相手のポケモンを6体倒せる作戦が必要です。
その作戦に必要なサポートとは、なにかを次で考えて行きましょう。
2:動くためのサポートとなる作戦を決めよう。
相手を倒すには、相手のHPより高いダメージを与えて倒すことが必要です。
ダメージを与えるには、技を繰り出すことが必要になります。
なるべく効率よくダメージを与えるには、より高いダメージの技を、テンポよく繰り出し続けることが大事になってきます。
では、どうやれば効率よく技を繰り出し続けることができるのでしょうか。
ここで、1で決めたポケモンを活用するための作戦を考えるわけです。
まず技に必要なのはエネルギーです。
エネルギーは一ターンに1枚しか貼ることができないため、常に1ターンごとに張り続けるほうが効率的です。(貼れないターンがあるということは、その分ターンが無駄になっているということになっている)
なので、いかにしてエネルギーを確保しつづけるかがこのゲームでは重要です。
そのためには、なるべく多くのカードを引く必要があります。
手札が多いということは、その中にエネルギーが多い可能性があります。
「常に手札にエネルギーがある」という状態に近づくために、手札は多いに越したことはありません。
また、ポケモンの技のなかには、カードを引くものや、エネルギーを手札から貼るとは別につけるものといったものがあります。
このような脇を固めるサポートとなるポケモンも重要となってきます。
ポケモンカードが実際のゲームのようにやたら大型のポケモンでデッキを固めても、デッキとして成り立たないのはここらへんを立てなければいけないという点からきているのかもしれませんね。
サポートに回るポケモンは、なるべく種ポケモンのように出す手間がかからないものを選出するほうが効率がよいと考えられますね。
この環境でメジャーなサポートポケモンを一部例で紹介しますね。
・ピィ(L1HG)
もっともメジャーな展開役。
動画でも数多く出演。
手札をすべてもどし、6枚引く「ピピピ」でイマイチな手札もリフレッシュ。
手札が少なければ少ない状態で打てばその分デッキから多くのカードを引いていることにつながっている。
技後寝てしまうが、ポケボディー「天使の寝顔」もあり防御面も充実。
・オドシシ(L1)
エネルギー1枚でポケモンを2体ベンチにだす。
メインとなるべきポケモンを持ってくる、サポート役を持ってくるの両面が期待できる。
・カモネギ(L1)
エネルギー1枚でカード2枚ひける能力は序盤のみならず、中盤でも活役する場面が多い。
・ドーブル(L2)
相手の手を見て、なおかつその中にあるサポートの能力を使うことができる。
手札をみるということは、相手の作戦を察知できる。
同時にサポートの能力も使えるのは強い。
3:デッキの配分を考えよう
2で、手札を増やす重要性はわかってくれたと思います。
しかし、ここで意識しなければいけないのは
「何のために手札を増やすのか」ということにあります。
エネルギーは常につけ続けるのは、確かに重要です。
しかし、それだけに固執するのは、失策でしょう。
毎ターンエネをつけ続けたいのであれば、極論ではありますが
ポケモン:エネルギー=1:59
にすればいいのですからね。
これでは、逆に④の勝利条件を満たされて負ける可能性が高いです。
そうならないためにはデッキのバランスが重要になってきます。
そのためには
・場にポケモンをそろえる要素=ポケモンの数
・エネルギーを確保する要素=エネルギーの数
・手札を増やす要素=トレーナーズの数
この配分をいかに適切なものにするかを考える必要があります。
個人差、好み、デッキにもよりますが
おおよその配分は
ポケモン:エネルギー:トレーナーズ=22:13:25
くらいが妥当と思われます。
・3-1 ポケモンの配分
メインで戦いたいポケモンはフルラインで投入したいため、4枚投入が基本になります。
ここで、特筆しなければならないのはその投入の仕方です。
例えば、メインにしたいポケモンをフル投入する場合、それがたねなのか、1進化なのか、2進化なのかで大きく違いが出てきます。
フル投入していくと、
たね=4
1進化=8
2進化=12
とデッキを占める割合が大きく変わります。
この数を引いたところから、サポートに回るポケモンを入れることになります。
種の場合は、先ほどのポケモン投入枚数から引くとサポートに回せるポケモンは18。サポートに回せるポケモンを大型である2進化2ラインでも可能ですし、そもそものサポートポケモンの数を増やすことができます。
一方2進化の場合22から12を引くと10。
たねメインのものと比較すると8枚も入れるスペースに差があるといえます。
当然進化したほうが強力なポケモンになることが多いです。
ですが、その分サポートに回せなくなるのが反面としてあるのです。
2進化デッキの場合は、ふしぎなアメもあるので、進化をスキップすることができます。
なので、かならずフルライン12枚を入れる必要はありません。
たね:一進化:二進化=4:3:4や、4:2:4
にして数を浮かしたり、そもそものライン数を3にしてみたりというのが一般的です。
・3-2 エネルギーの配分
デッキにもよりますが、原則一色構築じゃないときついです。
基本はメインとなるポケモンの色だけのもので固めることが多いです。
大技であればあるほど、エネルギーを多く必要になってくるため、
ダブル無色エネルギーのような、一枚で2個分のエネルギーになるようなカードも必要となってきます。
かならずダブル無色を入れなければ回らないというわけではありませんが、投入しておくと得られる利点が多いです。
メインエネルギー+ダブル無色4枚というのが多くのデッキで見られるパターンです。
・3-3 トレーナーズの配分
これも人しだいではありますが、まず種ポケモンを確保する、サポート、グッズを入れる必要があります。
④が勝利条件にある以上、種ポケモンを並べる手はずが必須です。
サポート:ポケモンコレクター、あるいはグッズ:デュアルボールは複数枚投入する必要は大です。
展開ソースとして自分がほしいポケモンをピンポイントで持ってこれる「ポケモン通信」も必須ですね。個人差はありますが2枚は前提ですね。
相手の作戦を崩す、ポケモンキャッチャーもできるなら4枚入れたいところです。
さらに手札にグッズを戻せる「ジャンクアーム」も2枚は入れたいところです。
おおよそ上記のカードを入れると、自然に12枚程度は枚数を圧迫します。
ここからはデッキの特性に合わせて、カードを引く要素のあるサポートを投入するのです。
例としては、これに加えて
ポケギア:1
オーキド博士の新理論:3
チェレン:4
アララギ博士:2
といった配分でカードを入れると割と回しやすいデッキになるのでは。
だいたいこんな感じを守ってデッキを構築すると、形になるんじゃないかなぁと思ってます。
こんなこと書きながら、
ポケモンの投入枚数が32枚とかいうデッキを組んでるので、説得力ないですがw
では、次回はこれを守って、デッキをひとつ組んでみようと思います。
コメント
ハートキャッチの映画見ながらだったから、ボケを忘れちまった!
いやぁ、面白いですね。
3回も連続放送しちゃった。
まああんなデッキを普通の人は使わないですかね・・・
癖の強いデッキっぽいからなぁ・・・
とてもじゃないけどさ、あれは「ゼロから」はじめた人が
回しやすいデッキじゃあないかなぁとおもってさ。